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第0170号 ~大切な人には花束を(右腕となる大切な職員を守り続ける方法)
(更新日:2020年07月25日)
大原簿記やTACなどの専門学校に求人をかけても
優れた人材はなかなか集まりにくいようですね。
士業の中で、最も多く職員を抱えて組織化しているのが
税理士事務所でしょう。
極端な話、弁護士や司法書士などの士業では
個人や家族で営んでいる事務所がよく目に付きます。
それくらい税理士事務所は、人材が人財と言える
士業の代表ではないでしょうか。
となると、今いる職員を大切にしなければなりません。
しかし将来、右腕となる職員をいくら大切にしたところで
それが職員からは当たり前の待遇となってしまうため
先生が思ったほどの効果はありません。
そこで、その職員に家族があるならば、
配偶者を大切にする方法はどうでしょう。
例えば、男性職員に誕生日休暇を与える。
男性職員の奥さんの誕生日に花束をプレゼントする。
たったこれだけのことで「配偶者やその家族」を
先生の味方に付けることができます。
ところが、怖いのはその逆です。
右腕となる男性職員にいくらやる気があっても、奥さんが
「あなたもせっかく苦労して資格を取ったんだし、
そろそろ独立したら・・・」という一言で終わりです。
大切な職員であればあるほど、同じようにその家族を大切にすれば
きっと倍返しの効果があるでしょう。