第0074号 ~顧問税理士の心の中を覗いて見ると

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第0074号 ~顧問税理士の心の中を覗いて見ると

(更新日:2010年05月19日)


 先日、久しぶりに100名の中小企業経営者にアンケートを取りました。

 その中で、ある社長がこんなことを備考欄に書いてくれました。

 「うちの会社は調子がいいんですが、あまりに数字が順調に伸びていると
  顧問の先生が嫌な顔をします。担当の職員さんは喜んでくれるのに。
  税理士って何を考えているのでしょうかね。さっぱり分かりません。。」


 大変興味がありましたので、その社長と会い、詳しくお聞きしました。


 よく分かりました。つまり、それは単なるヤッカミです。


 かいつまんでお話しますと、顧問先企業の売上が激減すると

 先生は「顧問料報酬が減額されるんじゃないか。
     その前に会社が倒産してしまうのでは?」と心配します。


 しかし、この大変なご時世にグイグイと面白いように売上を伸ばす
 顧問先企業を目の当たりにすると

 先生は「どうしてここだけ調子がいいんだ。売上が2倍になっても
     うちの顧問料はまったく上がらないのに」と心の中で思います。


 ひょっとしたら先生方は自分ではそのような意識がないかもしれません。

 でも、潜在意識の中には確実にあります。そう思っているはずです。

 私自身、ある税理士事務所で十数年間ほど働き、
 そのような税理士の先生たちを数多く見てきました。


 バブルのときはどうでしたか?

 どんな若者でも事業を立ち上げれば簡単に儲かる時代でした。しかし、
 税理士事務所の売上といえば、顧問先の数に応じて増えただけでした。
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 つまり、あのバブルの時代でも、1社の顧問料報酬が、
 3万円から10万円にはね上がったわけではなかったはずです。

 世の中に会社が増えたその分だけ、
 1社につき3~5万円の売上が伸びただけです。

 当然、それに伴い職員を確保しないと事務所が回りません。

 顧問先が増える→職員を増やす→事務所と駐車場を大きくする

 これは、逆に悪のスパイラルではないでしょうか。


 今、先生方はそれを十分に理解しています。
 税理士事務所の売上にビッグヒットはありません。

 顧問料報酬とは、そういうものです。不景気に強いのが特徴です。


 顧問先の売上が2倍になったからといって顧問料も2倍になるわけではない。
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 かえって余分な作業が増えるだけ。潰れない程度に苦しんでくれれば。。。。


 すべての税理士がとは申しませんが、心の中を覗いて見ると
 そのように思っている、感じている方は必ずいると思います。


 でも、それは仕方のないことです。税理士も人間なのですから。
 ただ、それを自覚しているかどうかの違いは大きいと思います。



 『えッ!?そうだったの?税理士が気になるアンケート』を差し上げます。

 …→ http://komonup.com/?eid=7

  ・税理士事務所を替えた理由は?
  ・税理士のお小遣いはいくらだと思いますか?
  ・税理士事務所から欲しい情報は?
  ・税理士事務所を選ぶときの1番のポイントは?
  ・今の税理士事務所の満足度は?
          ・
          ・
          ・

 以上のような税理士が気になる項目を100余名の経営者に訊ねてみました。


 次は、顧問先社長の心の中をのぞいてみようと思います。



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