【税理士事務所のダントツ通信】をご利用いただいている素敵な方々を順番にご紹介させていただきます!
第9弾 高瀬麗子税理士事務所 高瀬麗子先生(愛知県豊橋市)
    取材日:2013年11月13日(水)
はじめまして!高瀬麗子です! 第9回目の【ダントツな人々】は、やっと2人目、待望の女性税理士です。愛知県豊橋市でバシバシと主婦業を完璧にこなし、税理士としては地元企業の活性化に務めるピンクが似合う高瀬麗子先生です。

【ダントツ通信】を利用されている先生は、やはり圧倒的に男性が多いため、なかなか女性の先生の取材ができずにどうしたものかと困っておりました。

このところ強面の先生の取材が続いたので、今回はパーッと晴れやかな気分でまいりましょう!

←カーソルをあてると可愛らしく微笑みます♪


今回初めてお会いする先生とは豊橋駅で待ち合わせをしたのですが、「すみませ~ん」と叫びながらエスカレーターを駆け上がるピンキーな女性がまさか麗子先生本人だとは思ってもみませんでした。


菜めし田楽は絶品です! 「あぁ、女性職員が迎えに来てくれたのか。でも、先生と食事をしながら取材するはずだったけど」とよくわからない状況の私どもに「高瀬ですぅ~♪」と目の前のピンキーな女性は微笑んだのです。。。

「えっ!?先生?」とここまで出そうになった言葉をグッと飲み込み、負けないくらいの満面の笑みで「どーも!初めまして!」と挨拶を交わしました。

その後、私どもは食事を予約した店までマフィアのボスみたいな風貌の男に車で連れて行かれました。

カーソルをあてると豊橋名物の菜めし田楽です!→


ご覧ください、マフィアのボスが電話で何かを指示しています。怖いですねぇ。そして粛々と取材は始まりました。マフィアのボスの電話が延々と続いているので「ところで先生、この男性は?」と小声で訊ねると「うちの職員よ。主に浜松一帯を担当してるの」と先生まで小声で答えてくれました。


高瀬麗子税理士事務所 生まれも育ちも愛知県豊橋市の麗子先生は、幼い頃から学校の成績が超優秀でした。高校生のとき「お茶大か奈良女かどっちにしようかしら。う~ん、東京よりも関西が好きだから奈良女にしよっと!」という経緯で奈良女子大学家政学部に入学しました。

家政学部って裁縫とか調理をする学部なのかな?と思いきや、先生はお米の研究をしていたそうです。

つまり化学ですね。これまたイメージとかなりギャップがあり、ただただ翻弄させられるばかりです。

←カーソルをあてると高瀬麗子オフィスの全貌が!


大学在学中の先生は奈良市内の弁護士事務所でアルバイトとして働き、実践的な民法・民事訴訟法・刑法を学びました。それが現在の税理士としての職務に活かされているのは言うまでもありません。


さぁ、仕事仕事♪ やはりその当時から将来、税理士になったときのことを見据えて大学の専攻とはまったく関係のない実務レベルの法律を学んだのでしょう。さすが先生。

と普通は思うのですが、期待を裏切らないのが麗子先生です。税理士の「ぜ」の字も興味ナシでした。

それどころか「紺色のスーツを着るのが嫌だから」という理由で就職活動をまったくしませんでした。

ここまでくると一本の太い信念のようなものを先生の生き様に感じてしまうから慣れも怖いものです。


就職活動はしたくない。でも、卒業だし…と思っているそのとき、卒論の内容が評価されて大学院に通うことになりました。しかも、化学から物理の研究に変わるように教授から勧められたほどです。


お昼、何食べる? 将来は学者か、はたまた大学の講師かという第一歩を踏み入れたかに思えた先生ですが、あろうことかその教授とケンカして半年で大学院をやめました。

「あぁ、そうなんですかぁ…」。どのように取材を進めていいのか我を見失いかけそうになりました。

しかし、行き場を失った先生は就職雑誌を見て大阪市北区の監査法人に入社。猛烈な競争率で超難関でしたが、やはり見る人が見ればわかるのでしょう。

このとき初めて簿記を知り、猛勉強を始めました。



立派な書庫&ファイル棚 そこでの仕事はとても楽しく新鮮で、芸能人・温泉経営者・建築家等の個人事業者の税務や私立大学の監査業務、上場準備会社等を主に担当しました。

先生は当然のように税理士を目指します。しかし、その動機は「有名な芸能人と直接お話しするには補助スタッフじゃ無理だから♪」というものでした。

はい、もう何を聞いても驚きません。このままずっと大阪で働こうと思った先生ですが、実家の両親から戻ってくるように諭され結局、その監査法人には3年間ほど在籍して豊橋に帰ることになりました。


それは平成7年に起きた阪神・淡路大震災がキッカケでした。そしてお世話になった事務所に別れを告げるとき先生は自分が入社できた経緯を知って愕然としました。面接試験の当日、先生は持ち前の明るい性格で監査法人が入居するビルの守衛と仲が良くなりました。その後、その守衛が監査法人の代表に「あの子は合格?絶対にいい!」と推してくれたのが超難関を突破できた理由だったとか…。


高瀬麗子税理士事務所サイト この際、それも実力としておきましょう。その後、地元に戻った先生は豊橋市役所市民税課に勤務しました。もちろん税理士になる夢は諦めていません。

それどころか市役所での勤務は、将来的に地元で開業するためのいい勉強になりました。来る日も来る日も仕事と試験勉強の毎日でしたが、同級生である今のご主人とも再会し、めでたく結婚もしました。

そして汗と涙と苦労とひたむきな努力の甲斐あって平成15年1月、豊橋市内にて独立開業しました。

クリックすると【高瀬麗子税理士事務所HP】へ→


【高麗にんじん通信】 実は、先生が【ダントツ通信】を利用し始めた4年前にはすでに取材の申し込みをしてあったのです。

でも、そのときに先生のお腹が大きかったため延び延びになり今回は4年越しの取材です。現在、6歳の男の子と4歳の男の子と女の子がいるそうです。

もうすぐ生まれるという臨月にも税務調査に立ち会ったこともあるそうで、担当官に「もう生むまで調査に来ないで!」と言ったとか言わなかったとか。

きっと先生のことだから言ったに違いありません。


そんな気さくで笑顔を絶やさない先生ですが、顧問先の心をグッと掴む術には長けているようです。その証拠に現在でも順調に顧問先件数は増え続けているのですが、その多くは既存顧問先からの紹介によるものだとか。やはり常日頃から顧客目線で接するため信頼というパイプが強固なのでしょう。


そこで信頼を構築するためのパイプのひとつである【ダントツ通信】の利用方法について訊ねてみると

高瀬麗子の「高」と「麗」をとって【高麗にんじん通信】として顧問先各社にはすっかり浸透しているようでした。中には創刊号からすべてファイルしているファンがいるというのはとても嬉しいですね。

詳しい活用法を麗子先生に語っていただきました→

このように【高麗にんじん通信】と一緒に顧問先である工務店のチラシや飲食店の宴会プランなどを同封することによって自然と顧問先同士の繋がりもできているようです。また、先生のプライベートニュースを毎月発信することにより、頻繁に会うことができない顧問先も親近感を抱くのでしょう。


今後ともよろしくお願いします! そして最後に、育児をしながら働く先生ならではの夢があります。それは女性の税理士や職員をもっと増やして育児と仕事を両立できる場を提供したいというものです。そのために日夜、頑張っています。

さらに、女性専門家4人で相続問題をサポートする[ミューズ]というチームを立ち上げて各界からも注目を浴び、新聞などでコラムを連載しています。

3人のお子さんの成長に負けないくらい伸び伸びとはしゃぎまわる先生には圧倒されっぱなしの一日でしたが、信念を貫き通すとても素敵な女性でした。


↑カーソルをあてると高瀬麗子オフィスの秘密兵器が現れます!実は先生の自慢の実妹で、バリバリ
 実務をこなすスペシャリストとのこと。その仕事っぷりから「電卓の魔術師」と呼ばれています。             
取材後記
夢のピンクパレスよ! 事務所での取材中に「女性職員の方は紺色のスーツを着ているのに麗子先生はピンクなんですね?」と私どもが質問をすると「だって彼女が勝手に選んで着てるんだもん」と笑いながら答えてくれました。

思い起こせば、たしかに先生の洋服も財布もスマホカバーもピンク一色でした。それどころかこの写真をご覧ください。事務所に隣接するスペースで本来は所長室として使う予定だった部屋です。その証拠に右上の白い四角い窓から事務所がのぞけます。しかし、先生は本気でピンクパレスを建設しようと考えています。左の写真にカーソルをあてると先生が思い描く将来の高瀬麗子オフィスのイメージ図が!

学生時代の「紺色のスーツを着るのが嫌だから」という信念を今日まで貫き通し、業界の枠に収まらない、人とは違った視点で将来を見据えて邁進する姿は実に清々しいと感じました。ここまで自分を曲げずに突き進める原動力のようなものを今回の取材で感じ取れた気がしました。麗子先生には「ちょっと大げさっぽくユニークに書きますから」と伝えてあったためこのようなレポートとなりましたが、本当に艶やかで刺激&衝撃的な一日をありがとうございました!絶対にまたお会いしたいです!

それでは麗子先生から送っていただいたメッセージをここに披露し今回の〆とさせていただきます。

「仕事も3人の子ども、それも双子の子育ても自分磨きも縁あるスタッフを大切にすることも全~部ひっくるめて完璧にやり切ってみせる覚悟です!高瀬麗子を何卒よろしくお願いします、オッス!」



ダントツな人々
このアトラクションでは【税理士事務所のダントツ通信】という業界1位!の素晴らしいニュースレターをご利用いただいているみなさまを“ダントツな人”として順番にご紹介しております!

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