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第0152号 ~実録・売られる顧問先

(更新日:2018年04月30日)

この度、めでたく独立&開業する職員がいたとします。

さすがに十数年以上も頑張ってくれた職員を手ぶらで解き放す事務所も少ないでしょう。


すると所長は「君が担当している30社のうち10社を餞別であげるよ。
ただ、A社とB社はダメだからね。でも、できればC社はもらってくれよな」と言いました。


一見すると「やさしいところがあるね」と思うかもしれませんが、よくよく考えると
それって事務所側の都合だけでやっていることじゃないの?と感じることでしょう。


一方の振り分けられる顧問先の身になったことはあるでしょうか?
その心情を少しでもおもんぱかったことがあるでしょうか?

まるで戦国時代の政略結婚と何ら変わらないような気がするのは私だけでしょうか。


事務所側がこのような発想に至るということは、残念ながら
「顧問先はひとつのコマ」と心のどこかで思っているからではないでしょうか。


例えば、鹿児島駅前の税理士事務所で働いている職員が

「来月には実家のある新潟で独立するので今後ともよろしくお願いしますね」と

餞別代りの上記10社に告げたら、当の顧問先の社長はどのように思うでしょうか。


君に任せるよ


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