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第0144号 ~税理士事務所でそれが「やりたい人」、それを「やらせたい人」
(更新日:2018年03月10日)
例えば、組織のトップである先生が「このプロジェクトリーダーになりたい者は?」と
職員を前に尋ねたとしましょう。
その際に「はいっ!」と元気いっぱいに手を挙げた職員は、
先生が「えっ?う~ん、君か・・・」と思う者ではないでしょうか。
つまり「やりたい人とやらせたい人とはまったく違う」ということです。
では、元気いっぱいのやる気がある職員と、先生の評価が高い別の職員とを比較した場合、
いったいどちらが適任者なのでしょうか。
答えは、双方ともちょっと違うのでは?
本当に能力のある人間は、そのようなケースでは露骨に手など挙げることは少ないものです。
また、往々にして上司の評価は、どうしても好き嫌いが基準となってしまうことが多いため、
残念ながら間違っていることがよくあります。
結論を言えば、第三者に選んでもらうのがベストでしょう。
これはすべてのケース、あらゆるシチュエーションにおいても共通して言える
黄金のモノサシです。
能ある鷹が隠した爪はとても鋭利で、それを見つけることができるのは
事情も何も知らない善意の第三者だと思います。