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第0127号 ~人手が足りない「こんな時」だからこそ
(更新日:2016年05月17日)
「何を言っているんだ!人手が足りない“こんな時”に新規開拓だなんて」
ニュースレター(事務所通信)発行のご提案をすると、このような答えが
返ってくることがよくあります。口裏を合わせたかのように本当に多いです。
しかし、「こんな時」だからこそ考えていただきたいのです。
「こんな時」と言っている税理士事務所では、
「今、新規顧問先が増えてもそれをカバーする職員がいないので
人を増やして準備ができてから!」と考えていることでしょう。
しかし、人が増え準備が整ったときには、新規顧問先が増えないという
抜本的な問題が大きな壁となって立ちはだかります。
つまり「新規顧問先はすぐには増やせない」ということです。
多過ぎるものを減らすことは簡単にできても、足りないものを増やすことは
とても困難です。ですから「こんな時」に手を打っていただきたいのです。
また新規顧問先を増やすことも大切ですが今、目の前にいる既存の顧問先が
流失しないようにせき止めることはもっと大切です。
ある調査結果によると「今の税理士に満足していますか?」という質問に対し、
約85%の経営者が「満足していない」「非常に不満」と回答しています。
さらに「税理士を替えた理由は?」という質問では、「新しい情報の提供が
まったくない」「コミュニケーション不足」「熱意が感じられない」といった
回答が上位にランクインしました。
人手が足りず十分なフォローができない今、先生のところの顧問先は
どのような思いでいるのでしょうか。
そのため当社は、「こんな時」だからこそニュースレター(事務所通信)を
ご提案したいのです。
毎月、先生からニュースレターが届けば、顧問先は「先生はいつも私たちを
気に掛けていてくれる」と感じて不安や不満が大幅に解消されます。
しかし、ただニュースレターを送ればいいというものでもありません。
その内容がとても大切です。読み手は税に関して素人です。
先生にとっては簡単な話でも、とても難しく頭が痛くなるものです。
そのため素人にも分かりやすい「税の話」にする必要があります。
またニュースレター全体を「税の話」で埋め尽くしたいところですが、
そうすると読み手は面白みを感じず、最終的にはニュースレターを手にする
ことすらしなくなってしまいます。こうなっては元も子もありません。
ニュースレターの内容は「分かりやすい税の話」「商売や経営に生かせる
ちょっとしたヒント」「疲れた頭を癒す楽しい読み物」など、
ほどよいバランスが重要なポイントです。
最後にニュースレターにとって何よりも大切なことは「継続すること」です。
継続は、相手との絆を太く強くしていきます。そのためには、自分自身に
負担をかけることなくニュースレターを作成できる仕組みが必要となります。
そこで活躍するのが、【税理士事務所のダントツ通信】です。
「こんな時」だからこそ、顧問先との絆を太く強くしてください。また事務所の
体制が整った時のために、今から新規という宝の畑も耕しておいてください。