第0126号 ~我に返った社長:勝負は、この世

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第0126号 ~我に返った社長:勝負は、この世

(更新日:2016年05月10日)


 僕が税理士事務所に勤めていた当時、顔を合わせるたびに
 1時間でも2時間でも延々と愚痴ばかりこぼす社長がいた。

 ある日のこと、相変わらずの愚痴を丁寧に丸め込み、
 やさしく諭してヤル気をうながした会話が次のとおりだった。


 社長「杉山さん、毎月毎月資金繰りが苦しくてね、
    来月の手形が落ちるかどうかも心配で夜も満足に眠れませんよ」

 杉山「社長って大変ですねぇ。社員さんもたくさんいるじゃないですかぁ」


 社長「そうなんですよ。首でも吊って楽になりたいですよ。ったく、マジで」

 杉山「じゃあ神社かどっかに行って必要以上に太い木でも探しましょうか?」


 社長「・・・。でも、楽になるでしょうね」

 杉山「はい、この世では」


 社長「は?この世では?」

 杉山「はい、あの世ではさらに苦しむでしょうねぇ」


 社長「は?」

 杉山「だって、この世の借金や負債をそっくりそのまま抱えて
    日付変更線どころか次元や時空を越えるわけなんで、
    そりゃもう金利が天文学的にふくらんでスゴイことになってますよ」

 社長「・・・」


 杉山「そこらの銀行やヤミ金の金利なんて可愛いもんですぜ」

 社長「じゃあ、もうちょっとこの世で頑張ろうかな」


 杉山「はい、そのほうが確実にお得だと思われます」



 預金は1円も繰り越さないが、負債はあの世までついてくる。


 ※この物語は100%実話であり、登場する社長は
  現在進行形で元気に存在しております



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