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第0077号 ~女性税理士の売れる条件
(更新日:2010年06月09日)
つい先日、知り合いの男性税理士から愚痴を聞かされました。
それは「若い女性税理士はいいねぇ。。。」というものでした。
世の中に女性社長が増えてきたとは言え、まだまだ社長の多くは男性です。
それ故、すべてがそうだとは言わないまでも、同じ業務を提供するだけなら
女性の顧問税理士のほうが人気があるのでは?と彼は思っていたようです。
正直、たしかに社長も人間なので、そのような視点も否めません。
大原簿記で猛勉強をし、20代で独立する女性税理士が増えてきました。
これも不景気のせいか、採用する税理士事務所が減ったことも原因です。
同じ税理士といっても、起業家特集などの紙面を派手に飾ったり、
WEB上を賑わしたりしているのは男性ではなく女性税理士。
そこで私は、愚痴るその税理士に次のようなことを言いました。
まぁ、その手の女性は可愛いですね。
でも、可愛い女性税理士には必ず賞味期限がありますよ。
だから、そこで勝負をすると事務所はあと5年も持たないでしょう。
肝心なのは、可愛げのある女性税理士かどうかということです。
「可愛い女性税理士」と「可愛げのある女性税理士」とでは、
ゾウとアリほどの差があるものです。
●「可愛い」の構成要件
・容姿(見た目)が大きく影響する
・年齢に制限がある
・女性に限定される
●「可愛げ」の構成要件
・容姿はまったく関係ない
・年齢に制限はない
・男女の差異はない
つまり、容姿は決してよくはないけど、可愛げのある人間のほうが
すべてにおいて確実に上だということです。
可愛いのは上辺だけで、人間の根底の部分を問うのは可愛げです。
その可愛げのある男性税理士は、元気を取り戻して家路につきました。
「男だから」「女だもの」で勝負できる部分は所詮、僅かなものです。
そして、それは間違いなく日々の経年劣化で償却して終わるでしょう。