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第0027号 ~税理士事務所職員の年収は600万円が限界!?
(更新日:2009年06月03日)
一般的な税理士事務所の場合、職員の年収は600万円がゴールではないでしょうか。
そう思うのはなぜか?それは所長の目に付く金額が600万円だからです。
目をかけた職員に過度の期待を寄せて優遇する。
その職員は同期入社と比べても破格の伸び率で年収が増え続ける。
その結果、30代後半までに年収600万円の職員が誕生します。
しかし、いくら優秀でも40歳近くにもなればフットワークは悪くなり
仕事への士気やモチベーションはなんとなく低くなってしまうものです。
ある日、所長は「ん?○○君は年収分もちゃんと働いているのか?」と気になり始めます。
すると、所長の一番お気に入りの職員が一番気になる職員と化してしまいます。
そうしてしまったのは所長本人で、その原因が「600万円」だなんて
所長も職員も誰も気付いていないでしょう。
そうこうしているうちに居ずらくなったその職員は自ら辞めざるを得ない状況となります。
そこで、優秀な職員へのメッセージです。
今の事務所でずっと働き、ちゃんと住宅ローンを完済したいのなら
「年収600万円」のハードルを頭の片隅に留めておいてください。
自分の給料は自分で決める努力を心掛けましょう。