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第0026号 ~税理士事務所の後継者:DNAはあてにはならない!?

(更新日:2009年05月30日)

愛知県の三河地方で数店舗の薬局を経営するオーナーが
「ったく、うちの息子はヤル気があるんですかねぇ。どう思いますか?」と
嘆き節で問い掛けてきたので「一生懸命やっていると思いますよ」と答えました。

しかし、内心では「社長は薬や商売が好きで薬局を始めたけど、当の息子が
同じように好きとは限りませんよ。それに40年前にはスギ薬局どころか
ライバルなんてほとんどいなかったですし・・・」とつぶやいていました。


初代はそれが好きで始めたかもしれませんが、経営のセンスうんぬんは別にしても
二代目はそれが好きだとは限りません。

ましてや三代目以降ともなると、その業界を取り巻く環境が初代の頃とは
天と地ほど変わってしまっているはずです。


現に私は200年近く続く佃煮屋を継ぐために弁護士をあきらめた
優秀な若者を知っています。


そして、代が変わるごとに必ずといっていいほど商売の能力は薄まっていくものです。

それは「好きで始めた人の能力」が最強だからでしょう。


だからこそ自分の子どもには、喜んで跡を継ぎたくなるような
2つの御膳立てが必須となります。


それは「すっごく儲かっている状態にしておくこと」と番頭や他の社員にはできない
「その者(後継者)にしかできない仕事を与えること」です。

いずれにしても初代のDNAは薄まる一方でしょう。


はい、頭痛薬ですね


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